15:名無しNIPPER
2019/04/10(水) 00:37:00.75 ID:OYsjgrQ40
「果穂はずっと智代子が来ることを楽しみにしてたんだ。まあ他の奴らもそうだけど」
「そうだったんだ……ありがとう果穂ちゃん、樹里さん、夏葉さん、凛世さん」
私がそういうと樹里さんは訝しげな表情を浮かべている。
「なんつーか、その呼び方距離感じる」
「え?」
「これからユニットとして一緒に活動するんだろ。そんな呼び方だと、アタシもやりにくいというか……あーもー、呼び捨てでいいよってこと!」
「そうね、まだ遠慮しているように感じたわ。智代子、私のことはちゃん付けで呼んでみなさい。そうなったら、私たちもっと仲良くなれる気がするの」
不思議と彼女たちの心から溢れる温もりを感じた。
泣きそうなほど優しくて暖かい。
ずっと求めていた自分の居場所は、もしかしたらここなのかもしれない。私を必要としてくれている、私が本当に輝ける場所。
だから、泣きそうだ。
「ありがとう、夏葉ちゃん、樹里ちゃん、凛世ちゃん、果穂」
けど、やっぱり弱気なところは見せられなかった。だから笑う。プロデューサーさんは私の笑顔を選んでくれたから。
信じたい。
この人たちを信じて、私の居場所を私の輝きを守りたい。
私自身も輝くから。
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