七草はづき「夢の中でイってみたいと思いませんか」
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5: ◆OBrG.Nd2vU[sage]
2019/04/12(金) 22:23:28.04 ID:Ea+v76+f0

「プロデューサーさん……この後、ちょっと付き合ってもらえませんか?」


はづきさんが頬を朱に染め、瞳を潤ませて懇願する。

彼女の言葉にまた俺はドキリとした。

いやいや、二人きりで飲んだからって何を期待してるんだ。

はづきさんは冗談であんなことを言っていたけど、たまたま社長が潰れて、たまたま二人になっただけだ。3−1=2になるのは当たり前のことだ。

そして、たまたま身近な女性の新鮮な魅力に触れただけだ。たまたまなんだ。妙な気を起こしてはならない。理性の鎧を再点検しなければならない。


「事務所に忘れ物しちゃって……」


そうですよね。

このタイミングでたまたま忘れ物に気付くってよくありますよね。

というわけで俺たちは深夜の事務所にいる。

何やら大切なものを忘れてしまったそうだ。

探しものはなんですか?見つけにくいものですか?

カバンの中も机の中も探したけれど見つからないようだ。

手間取っているはづきさんを急かすのも悪いのでお茶を入れることにした。

かなり飲んだので胃腸を落ち着かせたいという気持ちもあったし、はづきさんも一息入れたら見つけられるかもしれない。


「ん〜っそうですね……ではお言葉に甘えちゃいます」

「じゃあ、ちょっと待っててくださいね」


はづきさんが伸びをした時に強調された胸元に視線を向けたのがバレていなければいいなと考えながら俺は給湯室へそそくさと向かった。

そして数分後、急須と湯呑を盆に載せて部屋に戻ってくると――


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