七草はづき「夢の中でイってみたいと思いませんか」
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80: ◆OBrG.Nd2vU[sage]
2019/04/22(月) 20:53:43.14 ID:pmP2f8Fe0
「チンコだよっっっ!!」
果穂の熱心な視線を楽しんでいるのも束の間、樹里が悲鳴に近い叫び声を上げた。
ぜえぜえと肩で息をしながら湯気が出そうな顔で夏葉を睨みつけている。
ついに業を煮やしたのか非常にダイレクトな単語が飛び出した。
それにしても樹里は『チンコ』って言うのか、『おちんぽ』とか言ってくれたらすごく興奮したんだが。まあ、これはこれでアリだ。樹里が『チンコ』と叫んだことに興奮が抑えきれない。
「あ、あ、あ、じゅ、樹里……! あっ、あなた、何て卑猥な言葉を口にするの!? 果穂の前で、ち、ち、ちんっ……なんてっ! あなたがそんな、そんな淫乱だったなんてっ!」
夏葉が今度こそ顔を真っ赤にして樹里を指差して批難した。しかし、『淫乱』とはまた酷いことを言うものだ。恥ずかしいのを我慢して付き合った樹里は当然怒り心頭である。
「だ、だ、誰が、い、淫乱だっ!? お前が言わせたんじゃねーかっ!!」
「男性器のことなら、ペニスとか、陰茎とか、他に言いようがあるでしょうっ!!わざわざそんなスラングを使わなくてもいいでしょうっ!!」
「一緒だろ!?」
「全然違うわよ!!」
有栖川夏葉嬢、『おちんぽ』の言い換え三連発である。もしかして夏葉はセックスする時、「さあ、性行為をしましょう。興奮して勃起したあなたのペニスを私のヴァギナに挿入して、射精して、妊娠させてちょうだい」とかきちんと言ったりするのだろうか。そう考えると興奮が抑えきれない。
「……ねえ、果穂。あなたは男性器のことを何て言うのかしら? 教えてちょうだい。大事なことよ」
「うえ゛ぇ……!?」
この成人女性は十二歳の女子児童になんて質問をするのだろうか。俺が同じ質問をしたら、即日解雇待ったなしだぞ。
果穂は明らかに困惑した表情で助けを求めるような視線をこちらに投げかけてくる。
そうだな……。
「正義のヒーローなら大丈夫だ」
その言葉に果穂は瞳に闘志を燃やし出す。エネルギーをチャージするように大きく息を吸い込んで、一気に吐き出すように――
「……お、おちんちん……」
伏し目がちに、消え入りそうな声で答えた。まるで甜花が乗り移ったみたいだった。
(よし、うまく話せたな)
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