二世アイドルは自由に焦がれる
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4:名無しNIPPER[saga]
2019/04/28(日) 20:24:53.48 ID:qHeMc2R7O
「そっか。ま、無理はせずね。そのうち『綾川悠御用達』で宣伝させてもらうつもりだから」

「それ、何年前から言ってます?」

気心が知れたころから、それを冗談で言われるようになったんだけど、今のところそれが表に出たことはない。

他のお客さんも、マスターから注意されているのか、もともとそういう人達なのか、私のことを特別扱いしないでくれる。それが、このお店に通う大きな要因でもあった。

いつも通りのやり取りをしながらコーヒーを待っていると、扉の開く音がした。

「いらっしゃい」

秋山さんがそう言って入口を向いたので、私も視線をそちらに向けた。

「こんにちは」

入ってきたのは、私より少し年上くらいに見える男の子だった。大学生かな?

「こんにちは。えっと……良いですか?」

「はいどうぞ。カウンターでもいいかな?」

ちらっと私に視線を送ったのは、私に対しても確認をしているようだ。構わないという意味で、私は秋山さんに微笑み返す。

カウンターに座った彼は、私と同じくアイスコーヒーを注文した。

「うちは初めて? ですよね?」

「はい、なんかこういう、チェーンじゃない喫茶店に来るのって大人っぽくてかっこいいなと思って。初挑戦です」


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