衣笠「衣笠の『夜戦』魅せてあげるっ♥♥♥」
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258: ◆lCaYgaWPiM[saga]
2020/02/11(火) 03:43:33.69 ID:6Ff1vZJ10
日没前 執務室
提督(執務室の鍵を閉め忘れたことを思い出したので執務室に戻ってきた)
提督(そう言えば“あれ”からも、明石はギクシャクすることなくいつも通りに接してくれる。まるで何事もなかったみたいに……。明石には本当に感謝しか無い。俺の方がしっかりしないとな)
ドアノブ<ガチャガチャ!
提督「??」
提督(……あれ?鍵がかかっている。何だ、ちゃんと閉めてるじゃないか。そこでPCの電源を落としていないことを思い出す。早めに戻ってきて書類仕事をやろうと思っていたからPCはつけっぱなしにしておいたはず……)
ドア<ガチャリ ギィ バタン
提督「…………」
提督(執務室内に何となく違和感を覚える)
提督(まぁ、さほど気にするほどのことでもないか……。とっとと端末の電源を切って加賀と衣笠が待つ私室へ帰ろう)
提督(執務椅子に座ってPCに向き直りPCの電源を切った。ついでに机の上を整理する。そこで机の引き出しが開いていることに気付いた)
提督「……おかしいな」
提督(陸奥が来た時に急いで閉めて……それから引き出しを開けた覚えはない。念の為、中を確認する)
提督「!!!!」
提督(無い……!無くなっている!高雄から貰った大事なスカーフとポラロイド写真が!)
提督(畜生!机の奥に入り込んだのか!?間違えて他の引き出しに入れたのかと思い別の段の引き出しも漁るが出てこない)ガサゴソガサゴソ!
提督(あれがもし……衣笠や加賀、他の誰かに見られでもしたら大変なことに……!)
高雄「…………提督」
提督「っ!?!?!?」ビクゥ!
高雄「お探しのものはこちらですか?」
提督(日没前の西日が差し込む執務室……その薄暗がりにいつの間にか高雄が立っていた。手には俺に贈った自分のスカーフとポラロイド写真を持っている)
提督「……何処から入った、高雄……。入室を許した覚えはないぞ……!」
高雄「…………どうしてこれがここにあるんですか……?これは私があの子に……僕くんにあげたものなのに……!」ポロ…
提督「きっと忘れていったんだろう。さぁ、返しなさい。俺からあの子の所に送っておくから……」
高雄「質問に答えて!どうしてこれがここにあるんですか!?あの子の居場所は何処!?私はただ……あの子に会いたいだけなの!!」
提督「あの子なら遠くへ行ったよ。もう会うことは出来ない。諦めるんだ」
高雄「嫌です!!あの子に会わせて!!提督はあの子の居場所を知ってるんでしょう!?教えて下さい!!」ポロポロ キッ!
提督(物凄い剣幕でまくしたてる高雄。俺は……もうこれ以上、高雄に嘘をつきたくなかった……)
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