100: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/07/14(日) 21:15:10.58 ID:yqAYEvoU0
「それと、」
その中でナカジマさんが手を挙げた
「この待ち伏せの場所の背後に道があるじゃないですか。そこから敵が来た時の対策はどうなっていますか?」
「よくぞ聞いてくれた!」
間髪入れずに自信ありげに、河嶋さんの右手の指先がナカジマさんの方を向く
「これが今回の待ち伏せ場所での戦車の配置だ」
もう一枚の紙がホワイトボードに張り出された。それは待ち伏せ予定地の場所の地図を拡大したものである。
崖に挟まれた東西に渡る道の途中に、例の高台がある。その高台のところに、縦に戦車を表すと思われる記号が9つ並ぶ
「北からIII突、3式、B1bis、M3、マークIV38t、ポルシェティーガー、89式。IV号が囮だ。そして場所はキルゾーンの方を前に弓形の布陣をとる。重要なのはM3とB1bis」
「えっ?」
「うちらなの?」
澤さんと園さんが目線を鋭くする
「その2車輌は砲塔の回転で前後ともに攻撃が出来る。万が一挟み撃ちをされても前後両側を攻撃出来るこの2輌を中央に置くからその2輌は東から来た戦車の撃破もしくは足止めを頼む。
こちらの道は2輌も通れない狭い道、1輌封じれば道は塞げる。その時III突は砲塔を向けるのに時間がかかるから下に行ってもう一方の側面を叩く!」
またどよめきが起きた。皆を再び楽観的な空気が包む。
ここに陣を取るならばこの布陣には同意する。しかしその空気に私の挙げた問題点はかき消されてしまった。
しかもB1bisの人員では両方からの攻撃に耐えるには足りないと思われたが……そのまま作戦会議は終わってしまった
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