99: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/07/14(日) 21:13:25.77 ID:yqAYEvoU0
「どうしたの西住ちゃん。なんかあったら言ってよ」
それを見て会長さんが身を乗り出して聞いてきた
「いえ……」
「言っちゃって良いんだよ。参謀として来てもらってんだから」
にやけた顔で会長がさらに顔を近づけてくるる。確かにこのことを言わなくて利点はない。皆も真面目にやっているのだから私もちゃんと言うべきことは言わねば。
河嶋さんの方に顔を向ける
「あの、確かに待ち伏せ作戦は良いかと思います。
しかし相手の装甲と今の我々の砲撃の腕ではキルゾーン内で全車両仕留められるか微妙です。もし突破されたら、地形的に我々は両翼から挟み撃ちを食らうことになります」
なるほど、あぁー、といった声とともに頷く者などが出る
「五月蝿い!黙れ!これ以上の作戦があるというのか!
そもそも車輌数が同じといえども、乗員や車輌の質的には大きな差があるんだぞ!地理的優位を優先的に確保するのは当然だろう!
なんなら貴様が作戦考えろ!」
ただ一人そうではなかった河嶋さんが反論する。いや反論ではない、単に激昂しているだけだ。
この人練習でもキレる時あったけど、まさかこれでキレるとは思わなかった。
いや、その『地理的優位』が本当の優位とはなり得ないだろうから言っているのだが
だが強く言われると萎縮して言い返せなくなってしまうのは、私の悪い癖だとつくづく思う。それに私もまだより確実性のある他の策を思い付けていない
「まあまあ。西住ちゃんの言うことも最もじゃないか」
会長さんが私の側に着きつつ、河嶋さんをなだめてくれる
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