122: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/07/18(木) 21:36:58.57 ID:Q0QPY3q8O
「麻子さん!次の角右に曲がったら壁に沿って走ってください!」
素早く車体をカーブさせ、角へ急ぐ。
道から最後のマチルダIIが砲身を覗かせる。
直ぐに停車させ、素早く撃たせる。
その弾は側面に見事に命中した。
白い旗が登る。
あとはチャーチルとの一騎打ちのみ
「後退!」
素早く車体を後退させる。
チャーチルが発砲するも蛇行した車輌には当たらない。
IV号も素早く発砲するもチャーチルの厚い正面の装甲に弾かれる。
デカブツだけに大層な装甲を持ちやがって
IV号は数少ない可能性のある側面を狙いたい。
しかしそれを察しているチャーチルは側面を見せないように移動する。
その機動、まさに見事。このままでは防御の薄いIV号の方が不利だ
「短期決戦で行くしかない」
次のチャーチルの弾丸が右側に着弾する時に指示を出した
「敵に突撃するふりをして素早く敵側面に回り込んでください。旋回は出来るだけすぐに終わるように。かなり難しいと思いますが麻子さん、出来ますか?」
「やってやろう。そうすれば勝てるんだろう?」
どう考えても戦車道を始めてから半年の人間に頼むことではないが、この際気にしていてはいられない。
彼女の技量なら可能だ
優花里さんが装填を急ぐ。
麻子さんが撃ったあとの煙の残るチャーチルの正面へ進める。
チャーチルがすらりと長い砲身をこちらに向ける
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