134: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/07/21(日) 21:12:45.84 ID:5cHyLcvM0
大洗マリンタワー前広場。ここには元から白い舞台が用意されている。行事などにも使われるのだろう。
どこからかやってきた司会が話を切り出す
「最後は今日の敗戦への反省をこめて、大洗女子学園の戦車道チームの人があんこう踊りを踊るそうです!」
会場がどよめきに包まれる。ケータイやカメラを用意する者がちらほら見受けられる
「やっぱり晒し者にされますよう」
優花里さんが内股になって怖気づく
「恥ずかしいよー、もー」
沙織さんも自分の格好を手から隅々まで確認してから手で、それも鰭のようなものがくっついたものだが、顔を覆っている
「やるしかありません」
華さんは覚悟を決めたようだ。こういう時ほんと強いよなこの人。
麻子さん?変わりない。何も気にせず虚空を見つめている
「出番です」
係りの者が裏方の幕をめくる。
生徒会の3人から順に舞台と上がる。
もはやこの珍妙極まりない格好で踊ることは規定事項。私の敗北のささやかな責任だ。正面にいた人の群れがどうしてようと、私は甘んじてこの罰を受けるのみ
〜あっああんあん、あっああんあん〜
何も考えていない。ただ周りに合わせて手足を動かす。
しかしよく分からない一体感がその8人を覆っていたのは事実だった。回ったり足を上げたり忙しいったらありゃしない
〜あったまのあっかりはあ〜いのあかし〜
隣からは愚痴が聞こえるが、こういうのは連座、連帯責任だ。下手な事を考えたら負け。
会長さんだけが楽しそうだったのは、彼女がこの罰ゲームを仕組んだのだから然り、か
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