15: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/06/27(木) 22:38:44.61 ID:vzzIdRzq0
何も吐き出さぬティーガーの排気口が4人を見下ろす中、多くのデザント兵の声が響く。
言語は実に多様で、何を言っているかは分からない。
だがそれがうぉーでもウラーでもアッラーアクバルでも万歳でも結末は大差ない。
履帯の回る音が時々刻々と激しくなる。
足音が微かにエンジン音に混じり出す。
その時共にいた者の1人が、恐怖からか戦車の背後から飛び出した
「と……投降します。撃たないで」
「バカ!体を出すな!」
姉の叫びも虚しく機銃の音とともにティーガーIIの脇に血まみれの屍体が完成した。
胴体に数発、頭にも何発か食らったのだろう。左目の左側も削れたらしく、赤く染まった目玉がゴロリと転がり、視神経のみで引っかかっている。
まぁ、死に急いだのはある意味で正解なのかもしれない
「来るぞ!」
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