183: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/08/08(木) 23:14:04.13 ID:C0jj+dcLO
もとのテントに戻ると副隊長2人が顔をこちらに向ける。席に着く前に口を開いた
「黒森峰を倒すべし、それが学園長の言葉よ」
これが指し示す意味は一つだろう。私の意思には背くものだが
「つまり……」
「大会に参加し、大洗などを倒して決勝に進む、と」
「トーナメントの都合上そうなるわね」
「だったら思い切りやってやりましょう。プラウダと黒森峰を潰して、このふざけた戦車道を終わらせるんです!それが出来るのは我々しかいません!」
アリサが机を叩き叫ぶ。しかしナオミがここで手をあげる
「ナオミ?」
「……降伏を勧告する、という手もありますが、どうでしょうか。無駄な血は流したくありません」
それにアリサが手を差し出して制する
「いや、それはこっちから勧告すべきじゃないわ。こっちから戦いを回避しようという心持ちで黒森峰と戦えると思う?
万一欠員が出ても、我々の戦車道ならば補充可能です。試合をしたくないというのなら、向こうが提示すべきでしょう。それに応じる形なら我が校の威信も上がりますし」
「そうね……分かったわ。私達はこの大会、戦い抜くわよ」
迷いはなかった。それが命令であるし、経験も必要だ。少なくとも初戦がプラウダや黒森峰であるのは避けるべき。そしてここで力を示すことが出来れば、のちの試合の相手へのプレッシャーにもなり得る。
すぐに隊員に集合命令を発令した。私のこの気持ちが維持されているうちに
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