212: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/08/12(月) 00:02:57.20 ID:ekykUs+v0
???雲と煙が混じる空の下、最初の陣地に残る車輌が帰ってきていた。カップと温かい飲み物が用意され、各人に配られる。私も一杯頂き、それを両手で包みながら配られる場所から少し離れた場所で、試合会場の地図と向かい合う。
誰も会話しない。話してもこの状況に見合う話題が無いのだろう。私もそうだ
沙織さんがすぐさま審判の元に向かい交渉する。しばらく話をした後こちらに戻ってきて、数少ない会話を始めた
「沙織さん、どうでした?」
「ダメ、棄権は戦車道連盟理事校以外は一切認められていないって」
だろうな。奴らに私らの話を聞く利点はない。寧ろサンダースの話を呑むだろう。
言い終わる頃には審判は逆方向に遠く離れていた
「冷泉殿、あの、ココアを……」
「……ありがとう」
ココアから立ち昇る湯気は風になびかれ消えていく
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