【ガルパン】 不死の感情
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302: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/08/29(木) 22:10:58.38 ID:Qn0qxnFa0


「……すまない。この話をしたのはお前が初めてだったものだから。お前なら理解してくれると思ってな。
実はお前をうちに呼ぶよう進言したのは私なんだ。無理にでも加えよう、というとこまで含めてな。だから恨むなら私を恨むといい
今回の降伏に反対したのも、学校の廃校阻止も出来ないのに自分の判断で来てもらって、自分の判断で自分の代わりに死ぬ、という完全に自分の所為で亡くなった人の死体を見たくなかった
あとは……私はかつて、故郷を捨てた。また自分が関われる中で故郷を無くしたく……なかったんだ……母はあの身体だ。次また引っ越して健康になれるとは思えない
ははっ、こんな時に自分の事しか考えていないなんて、隊長失格だな、全く」

背もたれに寄りかかり、河嶋さんは自嘲する。彼女が失格なら、私は何か。無期限謹慎あたりか

「いいえ、私はここに呼んでくださったおかげで、真の仲間を見つけたんです。こちらが感謝したいくらいです。ありがとうございます」

「それなら一つ言っておこう。先んじて死んで喜ぶ奴はここにはいない、とな。いないはずだ
明日は試合だ。早く休まないとな。すまないが作戦は頼んだ。私は絡まない方がいい気がする」

申し訳なさそうに立ち上がった河嶋さんがテントから出るのを目で追うと、地図の数カ所に印をつけ、宿舎に戻った

宿舎に着いた後も地図と格闘した。殺すにはもったいない、優しさと強さを兼ね備えた人を倒すための策を立てるため
申し訳なさはある。だがそれよりも生きねば





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