389: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/09/20(金) 01:04:51.55 ID:dpThyMLv0
「ちょ……ちょっとやり過ぎちゃったかな……」
肩に浴衣が掛けられた。隣の人と同時に
「ごめんね、2人とも。私達ちょっとイライラしてて」
「気を悪くしないで……」
「やっぱり西住さんしかいないよ」
下手に出て謝罪の意を表そうとする者が話しかけてくる。なるほど、こういう道に持ち込むか。会長さんの顔を再び眺めると、ただ見つめ返してくる
「いえ、とんでもないです。明日は一兵卒として皆さんの指示に従います」
「まあまあ、そう言わず機嫌直して……」
「しゃーないね。ウチらもこんだけのことやったんだし、ケジメだけはちゃんとつけようか」
会長さんが頭を掻きながらその場をまとめ、皆が私たちの前にずらりと並ぶ。よく見ると結構な人数がこの騒動に関わっていたようだ
「西住さん、秋山さん、ごめんなさい。どうか今までのことは水に流して、明日もどうか指揮を執ってください」
歪んだ布団の上で多くの者の最敬礼が成す様子に圧倒され、私にできたのはただ頷くことだけだった
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