391: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/09/20(金) 01:05:55.41 ID:dpThyMLv0
部屋には私と優花里さん、会長さん、そして荒れた布団に散らばった枕や座布団が残される。会長は私達の方に座ったまま腕を使ってすり寄ってきた
無言で会長さんを見定める。考えの7割ほどは纏まっているが、残りを詰められない程度にはまだ少し茫然としている。そのまま寄るかと思いきや、こちらにさっと背を向けた
「……トイレ行って来るからその間に服着てくれない?私らが脱がして申し訳ないんだけど……」
優花里さんと互いに顔を見合わせる。下着に浴衣の袖も通さずただ羽織っている現状を向こうは十分に認識していなかったのか、思わず赤面していた。視線を逸らし、2人はいそいそと浴衣の帯を締めた。布団が乱雑になっているのが気に食わなかったが、戻す気力と時間はなかった
ちょうど浴衣を着終わったころ、水の流れる音と共に手を拭きながら会長が戻ってくる。会長はハンカチをしまうと正面に正座した。その纏う重い雰囲気が2人の背筋を伸ばさせる
「……今回、西住ちゃんを副隊長から降ろそうと西住ちゃんを辱めることを主導した。今考えれば本当に馬鹿らしいことをしたと思っている。秋山ちゃんも本当に申し訳ない」
会長さんが頭を床につけんばかりに深く下げる。 顔の下で重ねているその手に触れた
「顔を上げてください」
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