412: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/09/26(木) 20:51:36.02 ID:d3dmTuuHO
「華さん!直ぐにIV号に乗ってください!」
銃声は同じ。上からは倒れる音。しくじったか
だがこの鉛玉を封じる手は尽きたわけではない。時を移さず命令を出す。華さんはIV号に飛び乗り、横のハッチから身を捻り込ませた。次に向こうが撃った弾は、短時間で狙いを定めることは出来なかったようで、ハッチから右にずれた所に当たった。流石にIV号なら銃弾で抜かれたりなんかはしない
「華さん!榴弾で!」
「はい!」
車中にはツチヤさんが隠れていたはず。装填を手伝えば、時間はそうかからないはずだ
砲塔が右に回転を始めた。だが問題は目標を華さんに見せねばならない。2人の遺体の位置なども合わせれば、どの窓を経由して来たかは分かるだろうが、その何処からかは説明できない以上、光源を直接見なければわからない
近くの布を持って宙に投げる。布は弾に命中され地面に叩きつけられたあと、寂しく銃声が響く
「みほさん、場所分かりました。ライフルの弾の速さは?」
「850!」
「距離は600……撃てます!」
「撃てッ!」
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