【ガルパン】 不死の感情
��↓ ��1- ��覧 ��板 ��20
467: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/10(木) 23:04:57.01 ID:U2snit8u0


装填と移動の完了まで少々時間があったため、後ろの物見窓から双眼鏡で外を眺める。やはり損害は大きく、煙をあげるプラウダの戦車達が視界の多くを占めた。そこから運良く生き残った者たちが車輌から這い出し、戦線を離れる
そこから先の彼女達の運命を、私は見てしまった。言葉を出すための声帯をその光景が固定した
会場の後方に1台のトラックと3人の男が見えた。恐らく同志が話を付けて呼んだNKVDの奴らだろう。一番厚手のコートを着た1人は立ったまま動かず、1人はPM1910重機関銃の後ろで膝をつき、残り1人は銃身に雪を突っ込み続けている
絶えず弾丸が発射され、逃げようとする者らを躊躇なく襲う。足、腿、背中、腹、胸、首、頭を撃ちぬき続け、地面に倒れた者はそのまま重機関銃の的と化す。地面は白から服の黒と隙間の紅に変わってゆく
同志は敗者に、脱走者に、彼女にとっての叛逆者に、死を命じているのだ
ただじっと人が止まっていくのを見続け、気がつくとキューポラから身を乗り出していた

「副隊長!外は危険です!」

車内の者が止めるが気にもとめず、車輌から飛び降り、煙にむせながら水の混じった雪原を一直線に駆けていた。時々足元を取られるが、転ぶわけにはいかない。こうしている間にも、人材が、プラウダの未来が……

「同志カチューシャ!」

目標はT34/85だ。キューポラから身を乗り出し旗で指示を出し続ける彼女に向け駆け寄り、背後から車輌に登る。相互の砲弾が風を切る




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