468: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/10(木) 23:05:24.20 ID:U2snit8u0
「おやめください。十字砲火の中突撃を強行しても無駄です!今すぐ停戦をッ!それか撤退をッ!」
旗を持つ人の両肩を掴む。しかし彼女の眼光は黒森峰を見据えている
「うるさい!」
振り向きざまの拳をぶつけられる。背後に弾き飛ばされる。戦車の排気口からの熱とかすかな痛みを背中に感じつつ、ただ次の言葉を聞くしかなかった
「突っ込みなさい!後退する者は地域の裏切り者よ。その場で射殺する!前進しなさい!戦車がやられたらモシンナガンを持って!それさえもない奴は、黒森峰の戦車に近づいて車長を殴り殺しなさい!」
左手の旗は正面に向けられていた。そうしている間にも1輌、また1輌とアハトアハトの餌食となるし、機銃の的も増えていく。その一言が私を本当に人にしてしまったのかもしれない
人として、ではない部分もある。ここにある人は、ここでさえなければ黒森峰のクソを殺せる者たちなのだ。そしてそれに必要な団結をみだりに崩した存在ではない。それを……それを自分たちで……
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