【ガルパン】 不死の感情
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469: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/10(木) 23:07:35.81 ID:U2snit8u0


トカレフTT-33、私のポケットに入っていたそれ。弾薬は僅かなれど、最悪の事態、そして接近戦での防衛に備えて持っていた、本来は使わない方がいい代物。だがやむを得ない。この結果私が死のうとも、黒森峰を倒す助けになれば
それを、私は彼女の後頭部に当てた。接触させたのは、その銃口

「なんの真似よ、ノンナ」

「お願いします、同志カチューシャ……どうか……どうか命令を……同志ジュコフスキーの仰ったことをお忘れですか!」

本来の目的。これまで幾十年に渡り溜まりに溜まった恨みの全てを清算するために、私はこれを取ろう

「バカ者が、戦場でメソメソ泣いちゃって。ノンナ、お前も焼きが回ったわね」

自分でも気づかぬ間に大粒の涙が?を伝う暇もなく零れ落ちていた。全く彼女のその通りである。今の私の顔にはブの字も存在しない
顔は向けてこないが、いつもより低い声とその発言に鋭い視線の様なものを感じる。本気だ。信念とも言って良い

「カチューシャの命令は絶対よ!撤回はないわ!最後の1人まで突っ込ませなさい!生徒なんていくらでも補充できるわ!最大の、最強の学園の特権よ!
ここから生きて戻るのはカチューシャとノンナの2人だけでいい。ただし、戻ったらカチューシャに銃口を向けたペナルティは受けてもらうわよ。
分かったら残りもさっさと突っ込ませなさい。黒森峰を少しでも傷つけてやるわ。いや、距離さえ詰めてしまえば、勝てる!」

返事はしない。無言の涙が頬を駆け抜ける。彼女は何もせずその場に直立する
彼女は逃げも隠れもしない。その精神力はさすが皆の上に立つもの。されど、私は

「とっととやりな」




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