5: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/06/27(木) 21:38:53.95 ID:vzzIdRzq0
空の雲は空全体の50%ほど。快晴ではないが、気象庁の判断では晴れだと言える。風の調子も決して悪くない
双眼鏡で遠くを眺めていた。目の前に映されるのは森の木々の幹、木の皮が所々外側へ捲れている。
そしてその先の隙間に広がる草原。断片情報を統合すれば、それはそれは広いものだと理解できるはずである。
かなり拓けた先。展開する時間と他の部隊の配置状況を見て、まだ向こうが背後に部隊を送り込む時間は経っていない。来るならこっちからだ
「みほ、見えるか?」
隣のティーガーIIのキューポラから上半身を出して姉が尋ねてきた。
だが先程から2つの穴が脳内で合成されて映る映像には、遠くで揺れる葉のついた枝以外動くものはない
「いえ、異常ありません」
足元の戦車の安定を確認しつつ双眼鏡を下ろし、ほっと一息ついた。今の、この今の一時的な安全は何事にも変え難い
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