537: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/24(木) 21:02:26.19 ID:EGYyJA4LO
私直属の黒森峰の先発隊が、森を突破して大洗がいた場所に突入する。しかしそこにもう大洗の姿はない。森から来たから、森の中にはいないと思われる
「大洗は?」
「それが……履帯の跡を見るに、緑川の方に向かった模様です」
「はぁ?そっちは会場外でしょ?どうなってんのよ……でもそっちの方に行って、まだ試合が終わっていないことをみると……」
「自衛隊の包囲網の前で止まっているか、それともまだ会場内にいるか……まさか」
「分からないけど合流は待たずに取り敢えず追うわよ。ここはいくら相手がウチの元副隊長だとしても、他の人間からすれば走り慣れない場所。奇襲はないわ
でも時間を稼がれると罠を仕掛けてくるかもしれないから、先を急ぐわよ」
その時であった。確かに先ほど聞いた緑川の方向から、断続的に砲声が鳴り響いた。黒森峰の精鋭はここにいるか森を迂回しているし、何よりこの時間で音のする方まで行けるはずがない
「砲声?」
「ここで演習なんて今日ありましたっけ?まさか試合の日に?」
「……いや、これは黒森峰のじゃないわね。何かしら……」
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