539: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/10/24(木) 21:03:34.68 ID:EGYyJA4LO
砲手や装填手との話を済ませ、全車に指示を出そうとした時、通信手がそれを止めた
「エリカ隊長……ルフトバッフェから……」
しかもやけに震えた声である。別に戦場の雰囲気に当てられた訳ではないだろう。今までも一緒にいた者だ
「何よ。試合中にわざわざルフトバッフェからなんて」
「それが……」
「早くしなさい」
「……大洗が自衛隊の包囲網を突破、した模様です」
「……え?」
「その後は市街地南東部へと進んでいるようです……」
「……本当に?」
「ええ、ルフトバッフェが唯一のフオッケアハゲリスを出して空から確認したそうですから、間違いないかと」
「……どうやって……いや、今はそんな時じゃないわね」
「会場外に出て我らも誘引し、指導による引き分け狙いでしょうか?」
装填手が上を向いてきて尋ねる
「まさか、そこまで鈍ってはいないでしょう。それにそんなのをウチが認めるはずないわ
いずれにせよこちらの優位は揺らがない。小島さんの迂回部隊の到着を待って追うわよ。向こうが突破しているなら、こちらも出来るはずよ。ただし2000メートル以上の距離を維持しなさい」
「ヤヴォール!」
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