597: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/11/07(木) 20:55:56.18 ID:rYNwkNdDO
「宮内は私とともに、一本奥の路地からこちらに近づいてきているであろうIV号を探索し、追跡しなさい!」
「ヤヴォール!」
宮内の乗るパンターは道から段差を降り、枝を踏み折って、先を行こうとする
その時、二本の白い筋がそのパンターを狙った。その内一つが見事にパンターの左側面に命中する。命中されたパンターは爆風を受け、みるみる炎に包まれる。
「宮内!」
叫んでも何も変わらない。猟兵がいたか!
「やった!カエサルの一発当たったぜよ!」
「賽は投げられた!」
炎の音に混じって声がしたが、きっと即座にその場を離れているだろう。装備は……パンツァーファウストか……
「クッ!」
一瞬の油断だろうか、その時を確実に狙われた。目の前で撃破された事に焦っているのが、心臓の鼓動を通して体を揺らす
「エリカさん……追跡しますか?」
「……ねぇ、パンツァーファウストって何本も持ち歩けるものかしら?」
「いえ。そこそこ重量ありますし、それはないかと……」
「なら車輌の撃破を優先するわ。IV号の後を追いなさい
各車ともに連携を密に!敵は残り2輌、5対2よ!猟兵に気をつけなさい!数はそんなにいないだろうから、機銃の残弾は考えなくていいわ!」
咽頭マイクを掴んで叫んだ。どこだ。猟兵はあと何人いる?
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