602: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/11/07(木) 21:01:05.69 ID:rYNwkNdDO
アパートのある一室で、息の音を聞いた。少し先のドアの向こうだ。そこだけ扉が開いている。背中には機械。そのせいで見えないが、恐らく親衛隊かね
ふむ、偵察か。流石にかつてのお上はこのまま犠牲がむやみに増えるのを良しとしなかったらしい。が、一方で目立った武装は見当たらない。つまり補助はするが直接戦うのは戦車隊、そう考えているのだろう。この者をどうするか、その答えは一つだ。もう二度と報告させないようにする
しかしそうしようにも方法がいくつかある。情報を聞き出すか一撃か。銃だって拳銃と自動小銃の二つ。長々と迷う暇はない。一撃で、かつ的確に。となると、やはり拳銃で接近して後頭部から一発、だな。あの時から試合が変わって球も補充されてるし
ゆっくりと扉に近づく。耳にイヤホンをつけているせいもあり、背後からそっと覗いても気づいている様子はない。親衛隊にしてはえらく不用心だな。もしかして新入りの系統かな?そうだとしてもやらねばならないのは変わらない
彼女が左を偵察した時を狙う。その時一番私から視野が離れる
右……真ん中……
左っ!
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