641: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/11/17(日) 21:57:00.71 ID:DJC40sPbO
私とカトラスさんはレオポンから走りに走ってブレスラウ地区を過ぎて、森崎橋より上流の橋を隙をついて渡って向こう岸に着いた。あの場に残っていても何もできない。その悔しさは癒えるはずがない。が、生きなければならないのも確かだった
「こ、ここまで来たね」
荒れた息を整えながら、同行人に声を掛ける
「……ここからどうするの?」
「いや……特に何も」
ただ背中を押されるままに飛び出し、自動車部を任されただけだ
「……黒森峰が追ってきているのは確か。早くここからは離れたほうがいい」
「……そうだね」
レオポンから持ってきたトンプソンM1を携え、さらに奥、黒森峰の市街に向かう。幸い東の隅っこの地域ならここからでもさほど遠くないらしい
「武器持ってて大丈夫かな?」
「……流石に置いていった……いや、持っていこう」
私が持っていた銃に手を乗せて細目を上手に見つめてくる。確かにこの先は敵地。持っておくに越したことはない
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