【ガルパン】 不死の感情
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650: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/11/17(日) 22:11:11.42 ID:DJC40sPbO


奥にあったカバンを手に取り、お互い二つずつその爆弾を入れてから、その場を立ち去ろうとした。しかしそのまま立ち去れるほど、私は気丈な人間じゃない

「……早く行こう。ここを爆破するのは面倒そうだし」

「少し待ってください」

もう先ほどの死体は、血を流し切って外気に触れ続けて冷たくなっている。その二人を倉庫側に寄せると、手をヘソの上で重ね合わせる形で仰向けに並べた。それぞれ結構重かったが、日頃思い部品を持ち歩いていたのが功を奏したようだ

カトラスさんはただ何も言わずにその様子を眺め、待ってくれていた
彼女らは、死んだ。試合で生きるか死ぬか、それを賭ける場所にいなかったにもかかわらず
その二人を前にして手を合わせる。だが心の中でも謝罪の言葉はない。私は……私は間違っていない。彼女らは必要な犠牲だと断言してしまおうとするからだ

「……行こうか」

「はい」

しばらくして手を下ろすと、背後の声が私の気持ちを途切らせようとしてきた。行為自体はやめたし、カバンを背負い直してその場を去った。だがこの記憶だけは棘のように頭の奥まで貫き通し、切り替えを許さなかった




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