7: ◆ujHylXatJU[saga]
2019/06/27(木) 21:48:27.24 ID:vzzIdRzq0
ティーガーIの88ミリ砲が轟音と共に火を噴く。しかしその弾は少し手前の小さい丘の上で土煙を生んでしまった
「外した。着弾30メートル手前です!次弾早く!」
くそが。一撃だと言っただろう。タイムラグの間に相手は何ができる!
「1号車命中!」
「3号車命中!1輌こちらに向かって来ます!」
立て続けに情報が舞い込む。さすがは黒森峰の最精鋭、試射無しでも余裕で命中させる。
完全に遅れを取ってしまった
「距離一一七〇!風は4時方向に3m!撃て!」
すぐに再びティーガーIの車内に砲尾から薬莢が排出させる。
しかしそれは当たることなく敵の右斜め上を飛んで行くのが眼に映る
「この距離で、しかも静止射撃で2発も外すなんて!訓練で何をやってたんです!」
前の人選をミスった奴を蹴飛ばして敵車両を確認すると、側面に砲弾が命中し、文字通り爆発四散していた。横を確認するとティーガーIIの砲身から煙が登っていた
姉のだ
「……全車後退。森の奥へ進め」
身を乗り出す。風はとても冷たく無情で、そして強張っていた
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