【R18鬼滅の刃】胡蝶しのぶ「藤花夜話」【義勇×しのぶ】
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◆K1k1KYRick
[saga]
2019/07/10(水) 19:26:35.24 ID:NFrGelFa0
「今俺たちは夫婦だ、胡蝶」義勇が抑揚のない声で囁いた「水柱・冨岡義勇の子を孕め」
それだけ言い終えると、石畳の上に彼はしのぶを横に寝かせた。
華奢で軽い彼女の右脚を盛り上がった肩に担いで、彼は再び攻め始めた。
一層深く激しく蕩けた箇所を突き攻めてくる男のそれに
可憐な乙女の情炎は大海の浮かんだ笹舟のように翻弄され続ける。
戦乙女の踝や踵に優しく口づけしながら、義勇はこの時
己の種を恋しがる彼女を心の底から愛した。
自らもそう演じているのか、それとも本気で思っているのか。
その真相は風呂に満ちた湯気の中に溶けてしまっている。
既に二度雄酒で満たされた花壺は、やらしく雄に吸い付き
内へと引き寄せ、離すまいとすがり付く。
「胡蝶……俺の手向けを受け取れ……!」
「ああ……! 来てぇ……冨岡さん……! 貴方の熱いの、私に沢山下さい……っ!」
全身を火照らせた二人は互いの体に溶けていくような錯覚に包まれた。
やがて幾筋もの閃光が二人の脳裡に瞬き、甘い痙攣をもたらす。
それと共に、重く深い痺れと夥しい白濁がしのぶの内を逆流し、再び熱く満たしていった。
「ああ……ありがとぉ……」
しのぶは夢見心地の中で、操を捧げた男に感謝した。
義勇は物も言わずに勢いの落ち着いた雄芯を引き抜いた。
石畳の上に伸びたしのぶは、四肢を擲って白い泥のように微睡んでいる。
蹂躙された花孔はすっかり牝の表情を覚え、注ぎ込まれた雄の白蜜を
とろとろと溢しながらなおも欲しがるようにひくついていた。
歓びの色を纏った彼女の涙が二筋、光った。
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