【R18鬼滅の刃】胡蝶しのぶ「藤花夜話」【義勇×しのぶ】
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2: ◆K1k1KYRick[saga]
2019/07/10(水) 19:21:02.53 ID:NFrGelFa0
「上弦の鬼を倒す話です」彼女の可憐な唇が開いた「正確には、姉を殺した鬼、ですが……」

蝶屋敷の応接間に招かれた義勇は、差し出された茶を飲みながら粛々と聞いていた。

しかし、抑揚のない彼女の話し方とは裏腹にその奇策は凄まじいものだった。

「花毒を摂取し自らの肉体そのものを毒に変え
 わざと鬼に喰われる……その案を御館様はご存知なのか」

「いえ、まだ御館様にも継子にも話していません。打ち明けたのは冨岡さんだけです」

喉が無性にひりついていた。義勇は出された茶をいつの間にか飲み干してしまっていた。

「……。胡蝶、安易に命を投げるな」

義勇は言った。

「姉を殺された辛さは分かる。仇の鬼の討伐に命を睹すほどの覚悟も、だ。
 だが、柱としての責務を忘れるな。
 後方支援で鬼狩りに貢献する事も立派な職務だ」

実際、対鬼の毒に関してノウハウのある胡蝶しのぶは薬にも精通していた。

蝶屋敷は救護部隊として鬼狩りに出る者たちには

欠かす事の出来ない存在であり、救われた命も多い。

彼女を失う事は今の鬼殺隊にとっても痛手なのだ。

義勇は説得に努めたが、彼女の決意は固かった。

あの鬼だけはどうしても自身が討たなければという執念が彼女を支配していた。



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