黛冬優子「ふゆがおち○ぽなんかに負けるわけないでしょ!」
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◆OBrG.Nd2vU
[sage]
2019/08/03(土) 23:49:00.34 ID:5gOxMg0B0
「はは……そっちはアダルトだな。冬優子と一緒に観ようと借りてきたのはもう一つの袋のほうだよ」
「そうじゃないでしょ! 他に言うことあんでしょ!?」
「ああ、そうだな。すまない冬優子。そんな卑猥なものを冬優子に見せるつもりはなかったんだ。今後は見えないところに置くようにするよ。許してくれ」
「んんんん? 待って! ちょっと待って! あんた謝るところと反省するところおかしくない!? そこじゃないでしょ!? ふゆという恋人がありながら、こんないやらしいDVDを借りてきたことを謝んなさいよ!! そして、今後はこういうものは観ないことを誓いなさい!!」
信じられないといった顔で机をバンッと叩いて一気にまくし立てる冬優子。プロデューサーはその様子を真剣な表情で黙って見つめていた。
「わかったわね!?」
「いや、わからないな冬優子。俺は謝らないし、誓わない」
「はあああっっっ!?」
テンションキレッキレの冬優子はアイドルがしてはいけない顔でメンチを切った。常人ならば数メートル後方へ退き、土下座してしまいそうな茨城県内でも随一のキレを誇る威嚇行為。だが、プロデューサーは全く怯まない。冬優子が選んだ男は自分が正しいと信じたことは頑として譲らないハートの持ち主だった。
「まず確認なんだが、どうして恋人がいるとAVを観てはいけないんだ?」
「そんなの当たり前でしょ!? ふゆがいるんだから必要ないじゃない!」
「なぜ必要ないんだ?」
「なぜって……そりゃ、その……ふゆと、せ、セックス、してるんだからいらないはずでしょ?ふゆ以外でヌクなんて有り得ない! それにAV観るってことはふゆに満足してないってことじゃないの? もっとおっぱいの大きい女がいいってことなんじゃないの?」
少しだけ冬優子の怒りの根っこが見えた。『不安』である。
冬優子は一見自信家に見えるが、自分が魅力のない女だと思っていて、人に好かれる性格を装っていたことがあるほどネガティブな面も持っている。我の強さから過去に周囲とのいざこざがあったらしいことも原因の一つだろう。
そんな彼女が彼氏の部屋で自分にはない魅力を持つ女たちの破廉恥なDVDを見つけてしまったら、不安と焦燥に駆られるのも無理のない話だ。「彼は自分とのセックスに不満があるんじゃないだろうか?」、「もっとおっぱいの大きい娘に横取りされてしまうんじゃないか?」、頭の中でぐるぐる回る悩みの種が燻り、火種となって怒りの感情を燃え上がらせたのだ。
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