黛冬優子「ふゆがおち○ぽなんかに負けるわけないでしょ!」
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◆OBrG.Nd2vU
[sage]
2019/08/03(土) 23:53:01.12 ID:5gOxMg0B0
「なあ、冬優子? 聞いているのか?」
「……ん? えっ? あぁ、うんうん、聞いてるわよ」
数秒間、何やら壮大なストーリーにトリップしていた冬優子の意識が現実世界に帰還した。絶望状態からの「好きだ、愛してる」がよほど強烈だったらしい。その前の彼のセリフは「大きいおっぱいが好きだ」なのだが、彼女の記憶を司る部署に勤める編集者が都合よくカットしてくれたようだ。
「つまりセックスと[
田島「チ○コ破裂するっ!」
]は快感を得るという点では一緒でも行為の意味は全く違うんだ。俺は冬優子とのセックスを性欲処理だなんて思ったことは一度もない。冬優子を愛しているからセックスをするんだ」
「ふゆだって、もちろんそうよ。あんたのこと……あ、ああ、あ、愛してる、もん」
セックスの時はいくらでも漏れてしまう本音も日常の中で口に出すのは恥ずかしい。冬優子は珍しく口ごもって、相手の表情を伺うようにチラチラと視線を合わせられないでいる。
「でも冬優子を不安にさせてしまったみたいだな。そこに関しては理解が足りなくてすまなかった」
「いいのよ……ふゆもあんたのこと信じられなくて、AVなんかに嫉妬して悪かったわ。あんたはふゆのこと一番だって思ってくれてるのに」
「そもそも、AVと冬優子を比べるのがおかしいことなんだぞ」
「あーはっはっは! ま、トーゼンよね♪」
一気に上機嫌になった冬優子が高笑いを上げる。心底嬉しそうな彼女の笑顔を見てプロデューサーもホッと胸を撫で下ろした。
「それで性欲処理の重要性については理解してもらえたと思うんだけど……」
「ああ? うん? わかってるわよ」
彼がそのあたりを語っている頃、冬優子は脳内で『マッドスクリプト』征伐に精を出していたので全然話は頭に入っていなかった。心の余裕を手に入れた彼女にとって、もはやAVなど目くじらを立てるほどのものではないので、ここは空返事でもさほど問題はなかった。
「それで提案なんだが、性欲処理にも冬優子を使わせて欲しいんだ」
「もちろん、いいわよ」
ここはよく考えて返事をするべきだった。おそらく彼女の記憶を司る部署に勤める編集者が仕事をしてしまったのだろう。「冬優子、欲しい」くらいしか脳が認識できていなかった。ここで彼の言葉の意味に疑問を持てれば、これから始まる怒涛のプレゼンの勢いを殺せたかもしれない。
「じゃあ、二人でハメ撮りAVを作ろう」
「はいっ……ん? んん? ……何ですって?」
「ハメ撮りAVを作ろう」
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