10:名無しNIPPER[sage]
2019/08/17(土) 00:21:12.39 ID:04op77oe0
ありすは何かに祈った。特定の宗教を持っていないから、何かあたたかくて力強い存在に。
何かが肩を叩いた。顔を上げてはいけない、と思った。
自分は入り口の方を向いている。だが、“後ろから”叩かれた。
突然お腹のあたりがひどく重たくなり、ありすはタイルに沈んだ。
顔が水面につきそうになり、ありすは手を床についた。奇妙だった。
鼓膜を引き裂くくらいに聞こえていた音が、今はしない。
まるで、身体の機能1つ1つのスイッチが切られていくように。
水のぞっとするような冷たさも消えていく。
ただ静かに。
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