8: ◆pnP1riA9I6[sage saga]
2019/08/31(土) 21:52:20.99 ID:JBRJI25w0
バタン、とドアを締めて部屋に入ると同時、プロデューサーさんがこちらへ向き直る。それに答えるように甘奈もプロデューサーさんに力の限りに抱きつく。カバンはそこらへんにに投げ置かれた。抱きついたとたんに、プロデューサーさんの匂いがツンと香る。胸板に顔を押し当てて、深呼吸を一つ。それだけで、甘奈はもうどうにかなってしまう。鼻から入ったその匂いが脳を通過して甘奈の全身を満たす。すでにぐしょぐしょだったショーツを、更に湿らせる。
ゆだった顔を逃がすように、何かを期待するように、上を向く。そこにあるのは、プロデューサーさんの顔。どちらともなく、貪り合うように唇を噛み合わせた。
「んっ……♡ちゅぷ......るちゅ……じゅる♡……んぱっ……んぅ……♡」
プロデューサーさんの歯茎をなでて形を確かめる。頬の裏側を舐め取って舌をねぶる。お返しとばかりに舌を吸われて、つばを送り込まれる。それをすべて受け入れて喉に通すと、まるで甘奈とプロデューサーさんの境界線がなくなって一つの生き物になっていくような、そんな倒錯的な感覚に陥ってひどく幸せ。
「んぐっ、んぢゅる......れろ、えろれろおぉっ、はむぅ……ちゅぶ……んちゅ……♡」
何秒、いや何分?互いに鼻で息をして、それでも苦しくなるくらいまでキスを続けて。限界が訪れてようやく唇を離した。ツーっと粘ついた透明な橋が甘奈と彼との間にかかる。
「……甘奈、シャワーに入っておいで」
肩で息をしながら、プロデューサーさんがそう促す。その視線が粘ついているようでギラついているようで、ゾクリ、と背筋に震えが走るのがわかった。
「……ううん、今日は、大丈夫」
「……え?」
「甘奈、もう、我慢できない……。プロデューサーさんも、もう大丈夫でしょ?今日はこのまま、シよう……?」
汗を流さずにスるのは流石に少し恥ずかしかったけれど、本当に今日は我慢ができなくって一刻も早く交わりたかったし、なによりそのままのプロデューサさんの匂いに包まれてみたかった。どうなっちゃうんだろうっていうゾクゾクに勝てなかった。そのままそそくさとベッドまで移動する。
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