環うい「お姉ちゃん! 今日も来てくれたんだね!」
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8: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/09/05(木) 20:14:45.65 ID:bbxLMqh90

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うい「お姉ちゃん。許可もらえた?」

いろは「うん。今日だけ特別にって」

うい「やった! お姉ちゃん早くわたしの隣で寝てっ」

いろは「分かったけど、うい、静かにして。灯花ちゃんとねむちゃんはもう眠っているんだから」

うい「あっ、う、うん、そうだね、ねむちゃん最近いつも夜遅くまで起きて何か書いていたけど、今日は早く眠っているもんね・・・。ごめんなさい・・・」

いろは「そう。消灯時間は過ぎているから静かにね」


うい「えへへっ。こうして久しぶりにお姉ちゃんと寝られるなんて嬉しいっ」ニコニコ

いろは「うい・・・・」

うい「ありがとうお姉ちゃん」ニコニコ

いろは「・・・・やっぱり怖いよね」

うい「あっ・・・。う、うん・・・。あははっ・・・。無理して笑顔作っても、やっぱりお姉ちゃんには分かっちゃうよね・・・」

いろは「明日受ける手術・・・。助からなかった前例も少なくないって、お医者さん言っていたから・・・」

うい「うん・・・。でも、これ以上引き延ばしたら、もうチャンスはないし・・・」

いろは「ありがとう、うい。それでも勇気を出して手術を受けるって言ってくれて」

うい「ううん。ありがとうなのはわたしの方だよ。お姉ちゃんがずっと側でわたしを支えて勇気をくれたから」

いろは「怖いことは無理に隠さなくていいんだよ。明日もずっと、お姉ちゃん側にいるから」

うい「ありがとうお姉ちゃん。本当にありがとう・・・・」

いろは「うい・・・・・・」

うい「・・・・・・・・」


いろは「・・・・・・・・」

うい「・・・・・・・・」


いろは「・・・・・・・・する?」

うい「えっ、いいの? お姉ちゃんいつも無理していそうだったのに・・・・」

いろは「それは本当に無理しているからだよ・・・。誰かに見られちゃったらどうしようとか考えちゃって・・・」

うい「そっか・・・。ごめんね・・・」

いろは「いいの。今はういのことを一番に考えなきゃだから。ういのためだったら私はなんでもするから。ういのためだったら私はどうなったってかまわないから」

うい「縁起でもないこと言わないでっ。わたしが元気になっても、お姉ちゃんが元気じゃなかったら、わたし嫌だよ」

いろは「大丈夫だから。それじゃ―――」

うい「うん―――」




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