魔女娘「あなたは何ができるの?」サキュバス「うっふーんなこと」
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192: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2021/10/29(金) 16:40:46.96 ID:0q//zJcu0
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魔女娘「ここは……?」

 気づけば見知らぬ場所に立っていた。
 そこにはドアも窓もない。完全に外と隔離されている密室。
 真ん中にポツンとベッドがあるだけで殺風景な部屋に、突然一人で放り出された。

魔女娘「……いや、来たことある」

 ベッドに腰掛ける。
 雲の上にいるようだと形容できるほどふわふわで柔らかいベッド。
 以前にもそこに座った覚えのあった私は、それがいつのことだったか記憶を探ると、すぐに思い出せた。

 ここは、サキュバスと出会って初めて吸精された時にいた場所だ。

魔女娘「ということは、ここは夢の中?」

 確か、あれは私が見ていた夢の世界にサキュバスがやってきたことで起こった出来事のはずだ。
 またここにいるということは、気絶でもしたのだろうか。

魔女娘「いや、だろうか、じゃなくて」

 私はサキュバスを助けるために後輩の力を借りて【世界催眠】を使ったはず。
 ここにいるということは力が使えず失敗したのだろうか。それとも【世界催眠】を使えはしたが、反動で力を使い終わったと同時に気絶したのだろうか。もしそうなら、敵地で気絶したことになる。
 それは不味い。ライバル魔女も一緒にいるから滅多なことにはなっていないと思うが、あまり彼女に借りを作りたくないというのがライバル心だ。


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