魔女娘「あなたは何ができるの?」サキュバス「うっふーんなこと」
��↓ ��1- ��覧 ��板 ��20
208: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2021/10/29(金) 16:57:21.01 ID:0q//zJcu0
 豪雨といっても差し支えない雨量。

 だけど私は立ち上がる気にはなれず、そのままじっと座っていた。


???「――なに、しているの」


 どれくらい経ったのだろうか。

 雨で濡れそぼった体が芯まで冷え切っていたことから、数時間はこうしていたのだろう。


 その数時間の間、閑散とした街を見つめ続けていた。

 だというのに、女が近づいてきているのに気が付かなかった。


 その女は雨の中、傘も刺さずに路上に座り込んでいた私を見下ろしていた。


 突然話しかけられたことで、少し面食らい、まじまじと女の事を見てしまった。


???「……なに、してるの?」


サキュ姉「おっと、不躾だったね。ジロジロ見てごめんね」


 女は奇異だった。

 女もこの雨の中、傘をさしていなかった。

 そんなことしていたら、当然ずぶ濡れになる。


 だが、女は違った。

 女の黒髪は絹を思わせるような滑らかさを描き、肌は陶磁器のように透き通っている。纏った服は華美ではないが、みすぼらしさはない。

 美しい人だな、と思った。

 そしてその美しい人は、この雨の中、全く濡れてはいなかった。

 まるで透明な膜に覆われているかのように雨粒が弾かれていた。


<<前のレス[*]|次のレス[#]>>
282Res/305.08 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice