魔女娘「あなたは何ができるの?」サキュバス「うっふーんなこと」
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51: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2020/05/13(水) 05:57:21.02 ID:Gzaj7nTn0
魔女娘「黙って聞いてたら、ライバル魔女のことを散々言いやがって!」

魔女娘「ライバル魔女がどれほど努力してるか知ってるの!?」

魔女娘「魔法特待生の私が……魔法しか能のない私が、魔法で負けそうになるほど懸命に――!!」

魔女娘「魔法だけじゃない……勉強とかマナーとか私なんかじゃ足元にも及ばないくらい頑張ってる!!」


 突然現れて何やらまくし立てる魔女娘に王子はキョトンとした顔をしました。
 けれど、目の前の娘が無礼を働いたというのは分かったのでしょう。
 キョトンとした顔が一瞬で侮蔑に染まりました。


王子「なんだお前は――! お前に関係ないことだろ!」

王子「大体、お前の言っている努力は貴族だったら当たり前のことだ!」


魔女娘「当たり前なんかじゃない!! 貴族だからと笠に着ないで、高貴であろうと努力を重ねる。こんなにできた令嬢はいない!」

魔女娘「ライバル魔女は、お前なんかが馬鹿にしていい相手じゃない!!」


 その言葉は今まで向けられたことのない……。


 公爵令嬢として生まれたワタクシは、王子の許嫁として……つまり未来の王女に相応しくなるべく、幼い頃から習い事に勉強にと勤しんできました。
 ……いいえ、両親から強要されてきました。本当はワタクシは、習い事も勉強も……王子の婚約者という立場だって一度だって望んだことはありません。

 一番をとって当たり前。教師達からも両親からも、そう言われて育ちました。そのためにはもちろん、休みなんてありません。



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