魔女娘「あなたは何ができるの?」サキュバス「うっふーんなこと」
1- 20
54: ◆TEm9zd/GaE[saga]
2020/05/13(水) 06:02:00.13 ID:Gzaj7nTn0
 勝手に婚約破棄したらお父様はなんて言うでしょうか。
 別の婚約者が当てられるか、下手したら勘当同然に修道院に送られるか。
 どちらにしても、きっとあの時の比じゃなく怒るのでしょうね。

 でも、後悔はありません。


ライバル魔女「……ねぇ、魔女娘さん」


魔女娘「なに?! 復讐なら手伝う!」


ライバル魔女「望んでませんわ、そんなこと……」

 だって、ワタクシが望んだものは――

ライバル魔女「――ワタクシ達はライバルですわ!」


魔女娘「なに、突然?」


ライバル魔女「突然でもなんでも、ワタクシとアナタはライバルですわ」

ライバル魔女「ただのライバルじゃありません。一生涯のライバルですわ――!!」


 なにそれ? と不思議そうな顔をした魔女娘さん。
 でも、すぐに「私のライバルだったらそんなに泣かないで」なんて言って慌てて私の頬を拭ったのだ。


――
――――
――――――



 ワタクシの部屋のベッドの上。
 そこに苦しげな表情の魔女娘さんが横たわっている。
 あの時、ワタクシの涙を掬った指はピクリとも動かない。

ライバル魔女「こんなことで……」

 うっすらと白んでいる頬に手を添える。
 精気の抜けたその頬は、朝やけの空気の如く冷たかった。

ライバル魔女「こんなことでアナタを失わせない、絶対に――!!」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
282Res/305.08 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice