12:名無しNIPPER[saga]
2019/12/03(火) 02:25:31.47 ID:Sym8+qUk0
ボスは沸き立つスライムを抑え、続ける。
スライムボス「話を聞こうじゃないか。言ってごらん坊や」
ケン「ありがとうボスさん」
スライムたちの話を聞くに、この世界ではそれほどまでに人間と魔物の力の差があるようだ。
スライムですら恐怖するほどに。だから一風変わった勝負をしかける。
といってもこのくらいしか勝ち目はないのだから、断られたら即あの世行き。
ケン「俺たち人間は力じゃあんたたちに敵わない。だから方向性を変えた面白い勝負をしないか?」
ボス「面白い勝負って?」
ケン「セックスだ」
スライムたちは目を丸くして固まる。そして大笑い。
スライム3「あははははっ! セックス? 今コイツセックスって言った?」
スライム2「恐怖で頭ヘンになったか!」
ケン「真面目な話をしてんだよ。おれの手にかかればお前たちスライムなんて目じゃないから」
スライム1「ボス、もういいでしょう? とっとと殺りましょう」
ボス「へぇ……そんなにアンタ、すごいのかい?」
スライム1「ボス!」
ケン「胸を張って自慢にできるくらいにな」
ボスはケンの言葉に興味を示したらしかった。笑みを零しながら何かを考えている。
ボス「確かに、股についてるそれ、良いモンだねぇ」
スライム3「へ? ボス、まさかこんな奴の言うこと信じるんですか」
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