9:名無しNIPPER[saga]
2019/12/03(火) 01:25:33.67 ID:Sym8+qUk0
ケン「こいつはスライムか?」
スライムは丸い球体ではなく人間の女を模していた。
衣服は身に纏っていない。裸の女といっていいか分からないが、滑らかな肢体がケンの瞳孔を開かせる。
乳首や秘部は凹凸がなくツルツルしているが欲情するには充分だった。
スライム「人間のくせにコイツ呼ばわりするとは」
ケン「喋った!?」
スライム「気に障る奴だな……」
ケンはたちまちスライムに体を包み込まれた。
自在に形を変えられるようだ。
ケン(息が、できな……い……)
じたばたと抵抗するが無駄に終わる。
ケンの視界は暗転していった。
―スライムの住み家―
ケンはひやりとした風に身震いし目が覚めた。
そこは牢獄のような場所だった。手足を縛られて冷たい岩場に肌が直接触れている。
ケンは服を剥がれていた。
ケン「う……」
スライム「目が覚めたか人間」
檻の向こうには、いくつものスライムが動物園の動物を見るようにケンを見物していた。
皆が同じ格好だった。向こう側が見える水色で透明な体は、何も着ていない。
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