43:名無しNIPPER[saga]
2019/12/04(水) 23:39:08.31 ID:3bH5K9I30
【1→ 近くの洞窟に】
勇者「どうやらこの洞窟に悪さをするモンスターがいるらしくてさ」
僧侶「勇者様がそれを抹殺するのですね? 」
勇者「お、おう……」
ドスドス、ドスドス。
その杖は魔術を行使する触媒であって地面を抉るものじゃないとおしえてあげたい。
おしえてあげた挙句八つ当たりの八つ当たりで殴られそうなのでやめておくが。
勇者「俺はそれなりに強いし僧侶も回復を中心にまずまずだけど、さ」
腕試し、という程でもないがこれは丁度いい肩慣らしと言えるだろう。
故郷の村では敵無しで、周辺のモンスターも歯が立たず。
時々近くの街で募集されたモンスター討伐依頼に参加したことだってある。
何よりここ何年かは国王陛下に派遣された騎士に剣技や魔術も一通りおしえてもらって及第点はとうに越した。
僧侶がまだまだ実戦経験の浅い頭でっかちでもカバーは十分可能だと思われる。
この探索の主な目的は彼女に実戦経験を積んでもらうこと。
俺と彼女の連携を更に深めてパーティとして強くなること。
大まかにはこの二つである。
まぁ……おまけでもう一つ、あることにはあるが。
僧侶「…………安心してください勇者様。勇者様の傷は何があっても許しませんからっ」
勇者「お、おう……」
ドスドス、ドスドス。
そろそろその杖削れ始めているんじゃないのか、とはやっぱり言えないが。
彼女のストレスを発散できれば、実に嬉しかったりしなかったり。
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