44:名無しNIPPER[saga]
2019/12/04(水) 23:45:09.32 ID:3bH5K9I30
勇者「ふぅ……これで最後、かな? 」
僧侶「そうみたいですね……あぁ、なんて痛ましい」
なんていうことは無い、呆気無い終わりだった。
ちょっと頭の回る周囲よりも一回り大きいコボルトを切り捨てて、終わり。
頭を失った群れは正直、ただの動く肉塊と同じだ。
俺が突っ込み、切り捨て、突き刺し、稼いだ時間で僧侶が覚えたての呪文を唱える。
それだけで呆気無く、本当に呆気無く、目標とも言えない目標は達されてしまったのだった。
殲滅されただの肉片と化したコボルトたちと、それらに連れ去られて嬲られたであろう人間の死体。
町から少しだけ離れたく山奥の洞窟、その最奥にあって動くのは今や俺と僧侶二人だけ。
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