13:名無しNIPPER[saga]
2020/02/21(金) 12:26:04.75 ID:x5wr5r0I0
「じゃあ次はここのマッサージするね」
肩を揉んでた手を星梨花の脇の下に通し、彼女の胸を手のひらで包み込んだ。
「──!」
星梨花はビクッと震えたあと、触覚と恐怖に耐えるように体をギュッと縮こませる。
「星梨花、ほらほら力ぬいて。そんなんじゃ気持ちよくなれないよ」
「……おかしいです」
「え?」
彼女の精一杯絞り出したであろう声を聞き返す。
「……こんなのおかしいってわたしでも分かります。男の人とお風呂に入って、しかも胸まで触られる。ぜったい変です。なんでわたし、こんな目に遭わなきゃならないんだろうって……わたし、悪いことでもしたんでしょうか? それなら直します。なので、もう手を、その……放してください」
それを聞いてどうしても笑い声が漏れてしまった。星梨花、キミはなんていい子なんだろう。どんなに理不尽な目あっても、自分が悪いところがあったかもしれないと考えるだなんて。
「星梨花は悪いことをしてないよ。でも強いて言うなら、アイドルになったこと自体が問題だったんだよ」
「……え?」
思わぬ返答に聞き返す星梨花。肩に手を置いてやる。
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