【鯖鱒wiki】どうやら坂松市で聖杯戦争が行われるようです【AA不使用】
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169: ◆6QF2c0WenUEY[saga]
2020/03/01(日) 18:35:03.54 ID:Kb2G53pIO



「うっ……ぐ……!」

「ちょっとー、やられてんじゃない」
「魔力を通して弾いたか。油断したな、俺も」


痛い。熱い。身体を焼かれて立っているなんて生まれて始めての体験だ
けどよく見たら大した怪我はしていなさそうなのが幸いだ。男は憎々しげに俺を睨んでいる


「これ以上の失態は避ける……ランサー、確実に殺せ」
「全く!結局アタシが殺るんじゃない。ま、簡単には死なないでよね!」


ブンブンと赤熱を帯びた槍。恐ろしい武器を振り回しながら近づいてくる少女
その歩きは遅い。けど、逃がさないという意思を感じる程、逃げ道を的確に塞いでくる
ドクドクと心臓がうるさい、吐きそうだ。対称的に、少女の口元には嗜虐の笑みが


「アハハッ、ねえ、アンタは今から死ぬ。けどどう殺されたい?」
「心臓を一撃?それともバラバラ?いっその事口に突っ込んで窒息させてあげよっか!」


殺し方をリクエストしてきた。冗談じゃない。俺はこんな所で死にたくなんて無い
……どうする?逃げる事なんて出来ない。許してくれる訳がない。なら、俺は…………



「……戦うしか、無いのか?」
「やれ、ランサー!ガイスロギヴァテスの名の元に!ネズミを屠殺しろ!」
「はいはい。それ、じゃ……、死んじゃえ!」


目の前に穂先が迫り来る。恐怖でその場にへたり込む
駄目だ、戦いにすらならない。このまま俺は、あの槍で喉を潰されるだろう



……嫌だ!力さえあれば、力さえあれば!
こんな奴らを振り払って、逃げ出せるのに!
誰でもいい!俺に!俺に───!!

「俺に……力をおぉおおおおおおッッッ!!!」




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