17: ◆swglAuXS56[sage saga]
2020/02/24(月) 23:09:29.39 ID:EqlApZsio
時刻は午前、城門の前で先に待っていたシルフとソフィアは門番のヘルベルトとマーディンに事情を説明していた。
「そういう訳で、本日、姫様はアルド老師のお誘いで一緒にクラフト区の市場まで足を運びますので、私も同行致します。
終課の鐘が鳴るまでには戻りますが、何かありましたらレンジャー隊長補佐エアンストまでお知らせ下さい」
「はっ。承りました。
我らは午前で交代ですが、後続のものに引き継ぎ致します。
どうぞ道中お気をつけて」
「王女様、楽しんできて下さいッス!」
「うん! 楽しみ!」
一足遅れて、アルド、ルイーサ、エドゼルの三人が城門まで駆けつけた。
「おおシルフよ、遅れてすまんな!」
「もうっ! お父様ったら!! あれだけ準備を整えておいてと言っていましたのに!」
「まぁまぁ、いいじゃないか、時間はたっぷりあるんだから」
「けっけ、敬礼!」
ヘルベルトとマーディンが慌てて敬礼をした。
一般兵の彼らには騎士団も魔闘士も、シルフを除けば、かなり近寄りがたい存在なのである。
それが、魔闘士の士官ともなれば尚更だった。
常日頃、一般兵科、騎士団、魔闘士の確執を憂いているアルドはため息混じりに二人の肩を叩いた。
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