39: ◆swglAuXS56[sage saga]
2020/02/24(月) 23:35:15.60 ID:EqlApZsio
「空いているお席にどうぞ…」とウェイトレスが声を掛けて、ルイーサにメニューの説明を再開しようとした。
「おい、注文」
「えっ…、すみません、少しお待ち…」
「ガキの注文が終わるまでなんか待てるかよ! さっさと来いや!!」
男の怒号が店内に響く。
ソフィアとカーリアがビクリと身体を跳ねらせ、不安な表情で互いの手を握る。
鋭い視線をしたルイーサが席を立ち上がろうとするのをエドゼルが止め、抗議の視線を向ける彼女に「様子をみよう」と耳打ちする。
「私達はもう少し考えますので、お先に伺って下さい」
シルフがウェイトレスに進言すると、「すみません…」と一言残し、おずおずと男たちの方へ向かい、テーブルの上にメニューを差し出す。
三人はひどく機嫌が悪いのか、メニューを見ることなく、ぶっきらぼうに注文をつける。
「適当に摘めるもん持ってこい、あと酒」
「…すみません、昼間はお酒をお出ししてないんです」
「ああ? 与太ぬかしてんじゃねぇぞ、あそこに酒がおいてあるだろが!!」
「すみません…、マスターの決めごとなので…」
男の一人が席から立ち上がり椅子を勢いよく蹴飛ばすと、首を鳴らしながらウェイトレスに詰め寄る。
恐怖に縮こまる彼女を残りの男達が下卑たニヤケ顔で愉快そうに嘲笑う。
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