白石紬「う、うちがセクハラに弱すぎ……?」【R18】
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11: ◆FreegeF7ndth[saga]
2020/03/20(金) 23:17:05.87 ID:0kmcNV+Co

※10

 ……は?
 プロデューサー。これは、もしや。

「そ、それより、私の腰の上あたりに、あなたの……あたって、もしや、それは……」

 私は性行為の経験などございません。
 家族以外の男性の裸を直接この目で見たことはありません。

 ですが、多少の知識はあります……皮膚や肉にしては、妙に固いこの感触は、あなたの……。

 わ、私で性的に興奮して……その、陰茎、ペニスを、勃起させているとでも……?
 どれだけ性欲絶倫なのですか!? 今は、私が乳房を触らせているとは言え、
 ほんのさっきまで、私の髪の毛を梳いて、匂いを嗅いで、口づけしただけ……。

 そういう私が、興奮していないと言えば……嘘になりますが。

「収まりがつかない……と。はぁ。それ、うちのせいなん……?」

 ……まぁ、その。
 舞い上がってたのが私だけだったとしたら、それはそれで女の一分が廃れに廃れて、
 私は立ち直れないぐらい胸に堪えてしまっていたのでしょうが。

「ま、まだセクハラではありませんよ。
 私だって、多少の下調べは済ませております……。
 された側がセクハラだと思えば、セクハラ、なのですよね……」

 私は屁理屈をこねてばかりです。
 勃起した男性器を押し付けられたのがセクハラでなかったら、
 いったいどんな行為がセクハラに該当するのでしょう。

「私がセクハラではないといえば、セクハラではないのです。
 白石紬が、あなたに二言を吐いた例しがありますか?」

 私は、すっかり癖になってしまった反語的な言い回しで、お茶を濁します。

「続けても、構いません……いえ、私が、あなたの手を振り払ってしまうまで、続けてくださいっ」

 プロデューサーに目を丸くされると、
 なんだか自分がとんでもないことを言い放ってしまった気が湧いてきます。
 ……ですが、駟(し)も舌に及ばず。

「ただ、その、顔は、見ないで……恥ずかしい、から……」

 そう付け足すのが、せいいっぱいでした。





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