白石紬「う、うちがセクハラに弱すぎ……?」【R18】
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◆FreegeF7ndth
[saga]
2020/03/20(金) 23:22:23.34 ID:0kmcNV+Co
※17
私が坐ったまま気をやってしまった椅子に、今度はプロデューサーが坐っていました。
「……別に、普段の私は、このような淫らな行為、考えもしません……。
ちょうど、普段のあなたが、そこまで……欲望を露わにしないのと、同じことです」
折り目が乱れたあなたの洋袴をくつろげると、
下着を食い破りそうなばかりに膨張したペニスが目に入ってきます。
「仮に、あなたからいきなり脈絡なく……しろ、と言われていたとしたら……
いくらあなたの言葉であっても、私は受け入れませんでした……本当、です」
プロデューサーの舌で散々によがらせられた私の内側は、あの絶頂の空虚感が去ったあと、
どうにかして彼にその報いを受けさせてやらねば、という意気地が底から湧き上がっていました。
私が見上げると、プロデューサーの顔は奇妙なつやが乗っていました。
私のほころびの成れの果てでしょうか。
「ただ、あなたが致してくださって、私がされるだけというのは……
私もあなたに……というのが、道理でしょう……?」
どう聞いてもつじつま合わせでした。目的のはずのセクハラが脇に追いやられています。
でも、あなたのせいで、私は粗相させられ――なんらかで報復しなければ、
私はこれ以降、あなたの顔どころか名前すらまともに見られないでしょう。
だから、やむを得ないのです。
「あなたが先に……私の、その……そこに、触れて、撫でて、舐めて……うううっ……」
私が椅子に坐ってプロデューサーに愛撫されていたのとは逆で、
プロデューサーが椅子に坐って私が愛撫を加えようとしている……というのに、
プロデューサーの股間を目前にして私の下腹や内腿は自分がされたときのことを勝手に思い出すし、
それでいてくちびるや舌の根本はキスしていたときのことを思い出すし、私の身体もどんどん病膏肓です。
「すん……すん……へ、変な匂い、です、ねぇ……?
嗅いだこと、ありませんから、何とも、言えませんが……」
そうして、プロデューサーが私の脚の付け根や股間を嗅ぎ回ったのを真似して、
私もことさらに勃起へすぅはぁと鼻息を吸ったり吐いたりします。
たぶん、最後に入浴してから半日以上は経っているのでしょう。
ごつごつとした汗臭さが、鼻から両の肺腑の間をぎゅうっと締め付けてきます。
それは鼻を背けるほど強烈ではありませんでしたが、一呼吸ごとに私に沁み入ってきて、
やがてプロデューサーに気管支や心臓を掴まれた錯覚さえします。
「では……脱がせますので、腰、上げてくださいね」
つとめて事務的に言ったつもりでしたが、声は語尾まで震えたまま消え入りました。
手を伸ばし、ついに下着――最後の布を取り去ると、赤黒く、長く、腫れぼったいそれが、目の前に……
「うぅっ……ゆばりでは、ないようですが……これは……?」
さっきよりも強く否応なしに迫ってくる匂い――その先に目を向けると、
太いキノコのように膨らみとくびれを持つ肉茎が、てらてらと薄く透明な液体に濡れ、私を睥睨していました。
と思えば、よく見るとシルエットはキノコのようでも、表面は古い広葉樹の幹のごとく節くれだっています。
さしずめ、浮き出た血管はツタ、濡らす液体は樹液とでも言えばいいでしょうか。
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