白石紬「う、うちがセクハラに弱すぎ……?」【R18】
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4: ◆FreegeF7ndth[saga]
2020/03/20(金) 23:13:06.56 ID:0kmcNV+Co
(すみません。※02が抜けていました)

※02

「プロデューサー……つ、つかぬことをお聞きするのですが……。
 ……“セクハラさん”とは、いったいどういうことなのでしょうか?」

 プロデューサーは、私の突拍子もない(……と、自分で言うのもおかしい気はするのですが)
 質問を向けられ、頭を抱えていました。
 じっと眺めていると、手首の隙間から『……ミキだな』とくちびるだけでつぶやいているのが見えました。

「あんですか、その反応……もしかして、私があなたを糾弾しにきたとでも?
 確かにとんでもない狼藉ではあります……が、
 あなたが美希さんに理由もなくそんなことをする……とは思っておりません。
 まぁ、いかなことかて……ちょっとは考えましたが」

 私が美希さんから聞いた話では、痴漢にカラダを撫で回されるなどのセクハラを受けた時、
 断固それをはねつけるための予行演習と……という名目で、
 プロデューサーが“セクハラさん”となって、美希さんを……撫で回したということでした。

『紬も、一回やっておいたほうがいいんじゃないかな、ってミキは思うな。
 たとえばイヤラしくてお偉いオジサンが絡んできたとき、
 軽くあしらったりするのとか、紬、ニガテじゃない?』

 私はそういう対処について、自分では苦手意識はないのですが……。
 ……うち……店番ぐらいなら、できてたのに……。

『紬のおうち、古くからやってる和服のお店なんだってね。
 それじゃ、物分りの良いお客さんしか来てなかったんじゃないの?』

 ……まぁ、その、界隈が狭いですからね。
 悪評がすぐ回るので、慮外者は自然と居場所をなくしてしまうところではあります。

 そして、芸能界、アイドルの世界は、そうと限らないことも承知です。

『それでね、紬がプロデューサーさんにするみたいに、つんけんするとね。
 “セクハラさん”は『ぐへへへへっ』とか『ちかかかかかっ』って、
 かえって張り切っちゃうんだって」

 わ、私とプロデューサーが、美希さんからは、そんな風に見えて……?
 そ、その、ぷ、プロデューサーとは、確かに……
 いろいろとぎこちないところがあったのは、認めます、けど……。

『じゃあ、プロデューサーにセクハラされてもうまくあしらえたら、
 ほかの“セクハラさん”になにかされても安心だね』

 ……。
 …………。

 うちより、美希さんのほうが、その手の機微にこなれているのは確かです。
 ……うちのが年上やのに。




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