白石紬「う、うちがセクハラに弱すぎ……?」【R18】
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8: ◆FreegeF7ndth[saga]
2020/03/20(金) 23:15:33.39 ID:0kmcNV+Co

※07

「あ……うっ……こ、こんなん……い、今までっ、こんな不届き者に遭ったことがありませんでしたので……。
 存外、抵抗するというのは難しいものですね……」

 あまりに白々しくて、プロデューサーが見てもいないだろうに、
 私は目を開けていられず、目交をくしゃくしゃにしてしまいます。

「わ、私がこれから不埒な仕打ちをこれから受けるかも知れない……なのに。
 そうなってしまったとき……私が、このような、成されるがままでよい、と……?」

 私は、いぶかしんでいたはずの美希さんのお題目を、そっくりプロデューサーへぶつけていました。

「ひぁぅうっ!? あ、ひっ、へぇあっ、ぷろ、でゅーさーっ……!」

 プロデューサーは、私の言葉があまりにたどたどしいのを気にしたのか、
 私のくちびるに、指を、添えて、滑り込んで、歯のざらざらする表面までつついて、

「あ、あなたは、人のくちびるに……私があんみつを頂いている時、そんな目で見ていたのですか?」

 プロデューサーは、私のくちびる周りをくすぐりながら、
 『紬があんみつを食べている時、寒天や求肥みたいに自分が歯を立てられたら、
  どんな気分か考えたことがある』などと、戯言を聞かせてくるのです。

「ほんな、あだけ……! もう、いや……あなたの前では、おちおち食事もできません……っ」

 それとも、そんな妄想を私に聞かせておけば、
 こうやって私の口中に指を突っ込んでも、かじられずに済むかも、という浅薄な魂胆でしょうか。

 いや、ここでそんな小賢しさを出すほど、私のプロデューサーは、器用ではないと思います。
 器用じゃないから『逆に紬のくちびるを舐めてしまったら、あんみつぐらい甘いんだろうか』などと続けて、

「ひっ、他人をそんな甘味か何かのように……」

 犬猫どころか、甘味と同類の扱いです。
 美希さんのおっしゃってたことの道理がわかりました。

「あなたは……どうやらひどく三毒煩悩の根深い人間ようで……
 あなたに慣れておけば、たいがいの不心得者がなんでもない者のように思えるでしょうから、
 訓練にはもってこい、でしょうね」

 私の唾液で濡れた指先を、プロデューサーが引っ込めました。
 その指先をプロデューサーがどうしたか、私は強いて考えないようにしました。




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